三国志4 乱世の奸雄

横山光輝の三国志 前回までのあらすじは

戦いに勝利し功績を上げても官軍ではない劉備ら義勇軍は
宮中にさえ入れてもらえません。
劉備は僻地の警察署長に任命され、義勇軍を解散して
3人で任務地でたんたんと仕事をこなす日々です。

帝の使者、督郵に袖の下を要求され、濡れ衣を着せられて
ついに怒りが爆発して3人は督郵を木に吊るしてなぐり逃亡します。

その頃、都では十常侍にそそのかされて
政治に疎く退廃的な日々を送っていた皇帝が亡くなります。

 

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西涼の董卓 協皇子こと陳留王に目をつける

何進将軍を殺された家来達は仇を討つため
大挙して城門を破り、城の中へなだれ込んできます。

形勢不利と判断した十常侍の張譲は
新帝と協皇子のふたりを連れ出して馬車で逃亡します。

何進の仇を討つため攻め込んだ袁紹は何太后に対して
我々は危害を加えないと伝えるのです。

新帝、弟の協皇子を乗せた馬車は
途中で暴走しひっくりかえり、外に放り出されてしまいます。

さ迷い歩き荒れ果てた民家の入り口で疲れ果てて座り込む新帝と協皇子。
場にそぐわない高貴な様子の二人は
声をかけてきた百姓、さい毅によって保護されます。

さい毅はふたりの身分を知りいそいで自宅に連れていき保護します。
しばらくして、ふたりの行方を必死に探していた袁紹により発見されるのです。

そこへあらわれた西菱の董卓将軍。
彼の無礼を叱りつけた帝の弟、協皇子こと陳留王の威厳と貫禄に
董卓将軍は彼こそ王者の貫禄ありと感じ入るのです。

感想

新帝、弟の協皇子は年が近いのですが母親が違います
頼りなく幼い新帝に対して弟の協皇子は
すでに上に立つものとしての威厳を備えています。

肉屋から美貌を認められて后妃となった母ではありますが
兄の何進将軍同様、宮中で才覚を発揮する力は
持ち合わせていなかったようです。

けれど皇帝その人もどうしようもなく
自堕落な生活を送っていたわけですから
時期皇帝となる我が子の教育しつけについて
頭を巡らせることもできなかったのでしょうね。